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所長コラム

株主の皆様へ(第33回)

『 連結営業・経常・当期利益創出期を迎えて 』
~ 第8期業績予想修正および第9期業績予想の背景 ~

藤原 洋

 株主の皆様にあられましては、日頃から当社の成長過程に関心を寄せて頂き、また、事業展開には、格別のご支援を賜り誠に有難うございます。ここに改めて御礼申し上げます。さて、現時点における当社の第8期(平成15年7月1日から平成16年6月30日まで)業績の着地予想と第9期(平成16年7月1日から平成17年6月30日まで)業績予想について、ほぼ固まりましたので、今回は、その背景についてご報告させて頂きたいと存じます。

1.当社の第8期を振り返って

 第8期は、以下の目標に向けて取り組んでまいりましたが、ほぼ所定の成果が得られたと総括しております。

ここで、今回、第8期の売上予想を200億円から193億円に減額した理由は、主として、期末売上を第9期に持ち越したことによるものです。また、営業利益水準を243百万円、経常利益を441百万円の損失に減額したことは、持ち越し案件の影響及び、BBX並びにIRIコミュニケーションズの連結決算期間を決算期変更に伴い赤字期間の15ヶ月分を取り込んだこと、による一時的要因を多く含んでおり、実質的な事業計画においては、概ね計画の範囲で推移しているものと考えております。重要な当期利益水準である1億円以上という目標に対しては、18億円の利益水準が確保できたのではないかと考えております。

2.第9期の展望について

 第9期は、創業10周年の前年度として、子会社2社の新興市場への上場を目指すと共に、経常利益4億円以上を確保することによる東証一部への移行を目指すために、次なる成長にとって最重要期になるものと考えております。現時点では、
売上210億円、営業利益8億円、経常利益7億円、当期利益4億円
と業績予想をしておりますが、この業績の中には、新たに開始する自動車(アフターマーケット)市場への寄与は、含まれておりません。これらの新規事業による業績への影響については、只今精査中であります。
 株主の皆様のご支援により、お陰様で第8期においては、1億円以上の当期利益の確保ができたこと、保守的な償却により、第9期の経常利益4億円以上の実現可能性が高まってきたと感じております。
 株主の皆様には、猛暑の中、またご多忙かとは存じますが、是非とも、8月下旬開催予定の当社第8期決算発表会、並びに9月下旬開催予定の当社定時株主総会へご出席を賜りますようお願い申し上げます。

以上

2004年7月27日
株式会社インターネット総合研究所 代表取締役所長 藤原 洋

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