Everything on IP! & IP on Everything

HOME > IR情報 > IRニュース

IRニュース

平成15年11月12日

各 位

株式会社インターネット総合研究所
代表取締役所長 藤原 洋
東京証券取引所 マザーズ4741

第1四半期に連結最終利益を計上
平成16年6月期・決算見通しを増収増益に修正
(平成電電からの事業買収に伴う影響を除く)

   株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役所長:藤原 洋、以下IRI)の、平成16年6月期第1四半期の決算、ならびに平成16年6月期の決算見通しの修正をお知らせいたします。
  当社が従来から顧客としてきた通信業界においては、ブロードバンド・ビジネスをめぐって既存プレイヤーと新興プレイヤーの競争が激化しており、ブロードバンド化に伴って通信と放送の融合という流れも進む中、IP電話(VoIP)の事業展開、IPネットワーク運用、運用受託等の通信事業者のニーズも高まってきております。このような状況の下、積極的な営業活動を展開した結果、新興通信事業者から機器販売・コンサルティングを含めた大口のトータルソリューションの受注を獲得いたしました。
  関係会社につきましては、IPネットワーク事業の中核企業である株式会社ブロードバンドタワー(BBTower)はブロードバンド対応のインターネット・データセンター事業を営んでおりますが、大規模ユーザに対するサービス提供を中心に着実に成長を遂げております。また、IPプラットフォーム事業におけるタウ技研株式会社も、主要顧客である大手メーカーの液晶関連ビジネスの拡大と共に順調に業績を拡大しております。
  この結果、当四半期の連結売上高は38億71百万円と前年同期と比較して82.8%の大幅な伸びを達成いたしました。しかしながら、当社の事業構造上、収益・利益の計上が下期に集中する傾向があることや利益率が相対的に低い機器販売ビジネスの比重が増加したことに加え、さらなる成長のためにエンタープライズマーケットへの展開を加速しておりその成果が発揮される途上にあること、株式会社ブロードバンド・エクスチェンジが事業立上げ段階にあることなどから、連結営業損失および連結経常損失を計上いたしました。そして、BBTowerにおける平成15年7月の第三者割当増資に伴い、同社に対する当社の持分が減少したことから特別利益(関係会社持分変動益)を計上した結果、10百万円と少額ながら当期純利益を計上いたしました。


  以上の事業展開を踏まえ、本事業年度の連結売上高、連結営業利益、連結経常利益ならびに連結当期純利益の見通しをそれぞれ、連結売上高 170億円、連結営業利益 3億80百万円、連結経常利益 2億円、連結当期純利益 3億円に修正いたします。
  修正の理由は、売上高および営業利益につきましては、当四半期の事業展開を踏まえ当社グループにおける将来見通しの精査結果を反映させたためであります。経常利益につきましては、上述いたしました売上高および営業利益の増加のほか、既に発表いたしました平成電電株式会社の提供してきたISP向けインフラ提供事業(ISP向けダイアルアップ接続事業)を買収するため、リーマン・ブラザーズ・コマーシャル・コーポレーション・アジア・リミテッドに対して総額20億円を予定とする第三者割当増資を実施いたしますが、当該増資に伴う新株発行費が増加するため据え置いております。当期純利益につきましては、上述いたしました営業利益までの修正内容に加え、BBTowerにおける第三者割当増資に伴い特別利益を計上したことによるものであります。


  なお、平成電電株式会社からのISP向けインフラ提供事業(ISP向けダイアルアップ接続事業)の買収に関する影響額につきましては、現時点では基本合意の段階にあり、今後正式契約に向け精査を行い正確な影響額を算定いたします。したがって、本件に関する業績見通しの修正は、正確な影響額が判明した時点で行う予定でおります。



以上

本件に関するお問合わせ

株式会社インターネット総合研究所 担当:荒木、神田
E-mail: press@iri.co.jp TEL:03-5908-0711 FAX:03-5908-0719





ページTopへ