平成16年5月11日
各 位
会社名 株式会社インターネット総合研究所
代表者名 代表取締役 藤 原 洋
(コード 4741 東証マザーズ )
第三四半期の増収増益により通期業績予想を上方修正
~四半期ベースで上場来初の営業利益、経常利益、当期利益の3つの利益を計上~
当社、株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役所長:藤原 洋、以下IRI)の平成16年6月期第3四半期の決算をお知らせいたします。
当社が従来より顧客としてきた通信事業者からの継続的な受注に加え、積極的な営業活動の結果、新興通信事業者からの機器販売・コンサルティングを含めた大口のトータルソリューションの受注を獲得、一般事業会社や政府機関からも受注を獲得し、売上を大きく伸ばしました。また、平成電電株式会社から買収し平成16年2月から当社の新規事業として営業活動を開始したヴァーチャル・アクセス・サービス事業も収益に貢献し始めております。
子会社では、IPネットワーク事業においてはブロードバンド対応のインターネット・データセンター事業を営む株式会社ブロードバンドタワーが、ヤフー株式会社を始めとする大規模ユーザにサービスを提供しており、黒字転換後、その黒字幅を拡大しております。IPプラットフォーム事業においてはネットワーク機器メーカーへの「組み込み型ソリューション提供事業」を営むタウ技研株式会社が、主要顧客である大手メーカーの液晶関連ビジネスの拡大と共に順調に業績を拡大しております。
この結果、当期の連結売上高は142億47百万円と前年同期と比較して約70%の大幅な伸びを達成いたしました。また、売上の拡大とともに利益率の改善を併せて行った結果、売上増加に伴う営業費用を吸収し、連結営業利益は15百万円の黒字に転換いたしました。事業遂行資金や買収資金を調達するために第三者割当増資を行った結果、新株発行費用が発生したため連結経常利益は2億1百万円の損失を計上いたしました。しかしながら、関連会社である株式会社パソナテックが平成16年3月9日にジャスダック市場に上場した際に同社株式を一部売却したことによる売却益を計上したため、当期純利益は3億5百万円となりました。
当期における四半期ごとの業績推移は次の通りであり、当第3四半期(3ヶ月間)では上場後初めて、営業利益、経常利益並びに当期純利益を計上するに至りました。
(単位:百万円) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 当期累計 |
売 上 高 | 3,871 | 5,761 | 4,614 | 14,247 |
営 業 利 益 | △ 221 | △ 36 | 273 | 15 |
経 常 利 益 | △ 232 | △ 165 | 196 | △ 201 |
当期純利益 | 10 | △ 187 | 482 | 305 |
以上の事業展開を踏まえ、通期の連結業績見通しを、売上高 200億円、営業利益 1億60百万円、経常利益 (損失)△60百万円、当期純利益 5億円に修正いたします。
以上
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