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IRニュース

平成16年7月27日

各 位

会社名 株式会社インターネット総合研究所
代表者名 代表取締役 藤 原 洋
(4741 東京証券取引所 マザーズ)

平成16年6月期通期業績予想の修正
および平成17年6月期通期業績予想に関するお知らせ

  当社は、最近の業績の動向等を踏まえ、平成16年6月11日に発表した平成16年6月期(平成15年7月1日~平成16年6月30日)の通期業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。

1.平成16年6月期の連結業績予想(平成15年7月1日~平成16年6月30日)

  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
前回発表予想(A) 20,000  160  △60  2,500 
今回修正予想(B) 19,359  △243  △441  1,841 
増減額(B‐A) △641  △403  △381  △659 
増減率(%) △3.2%  △26.4% 
(ご参考)前期実績 
(平成15年6月期)
11,306  △349  △1,135  △1,487 
(金額の単位:百万円)

2.平成16年6月期の単体業績予想(平成15年7月1日~平成16年6月30日)

  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
前回発表予想(A) 9,000  △100  △300  840 
今回修正予想(B) 8,104  △300  △493  308 
増減額(B‐A) △896  △200  △193  △532 
増減率(%) △10.0%  △63.3% 
(ご参考)前期実績 
(平成15年6月期)
2,437   △515   △543  △2,944 
(金額の単位:百万円)


 修正の理由は、売上高につきましては、当社単体において当初見込んでおりました機器販売に係る売上高が決算日までに商品の納入が完了せず翌期にずれたことによるためであります。連結では、当社単体における売上高の減少の他、子会社の株式会社IRIコミュニケーションズ(IRI-Com)及び株式会社ブロードバンド・エクスチェンジ(BBX)が従来3月決算であったところ、当社の連結決算をより適正に行う観点から決算期を6月に変更したため、2004年4月から6月までの3ヶ月決算を行い当該3ヶ月分の売上高が加算されたため、連結ベースでの売上高の減少は単体よりも抑えられました。
 営業利益及び経常利益につきましては、上述のとおり当社単体における売上高の減少に伴って当初見込んでいた利益の計上が翌期にずれたこと、決算期変更を行ったIRI-Com及びBBXの2社が引続き事業の立上げ段階にあることから営業損失及び経常損失を計上しており、2004年4月から6月までの損失を決算期変更により取り込んだことによるものであります。
 当期純利益につきましては、経常利益までの理由の他、当社単体において財務の健全性を重視する観点から、当社が保有している子会社株式を含む有価証券について評価損を計上したことの他、販売用ソフトウェア製品に関する仕入代金を前渡ししておりましたが、当該ソフトウェアの販売価格が下落傾向にあることや当社における販売状況が低迷していることから前渡金の全額について償却損を計上したことなどによるものであります。



 上記の業績予想の修正を踏まえ、当社は、平成17年6月期(平成16年7月1日~平成17年6月30日)の通期業績予想を下記の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。

1.平成17年6月期の連結業績予想(平成16年7月1日~平成17年6月30日)

  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
通 期 21,000  800  700  400 
(ご参考)前期実績予想 
(平成16年6月期)
19,359  △243  △441  1,841 
(金額の単位:百万円)

2.平成17年6月期の単体業績予想(平成16年7月1日~平成17年6月30日)

  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
通 期 780  △390  △390  △390 
(ご参考)前期実績予想
(平成16年6月期)
8,104  △300  △493  308 
(金額の単位:百万円)


  平成17年6月期における連結業績につきましては、売上高は平成16年6月期と比較して約17.6億円の増加を見込んでおります。これは、子会社である株式会社ブロードバンドタワーや株式会社IRIユビテックが着実な成長を遂げること、平成16年2月1日に当社単体が平成電電株式会社より買収し平成16年7月1日に会社分割によりIRI-Comに移管したISP向けダイヤルアップ接続事業であるヴァーチャル・アクセス・サービス事業(VAS事業)が通期を通して売上計上がなされることなどによるものであります。
 連結における利益につきましては、上記の売上高が増加する理由の他、VAS事業を買収した際に発生した営業権について、平成16年6月期は初年度であるため平成16年2月から6月までの5ヶ月間の収益貢献にかかわらず商法の規定から営業権の通期(年間)償却を行ったため負担が大きかったところ、平成17年6月期は収益の計上が通期に亘り利益が大幅に増加すること、平成16年7月1日の会社分割によりVAS事業及びネットワーク・インテグレーション事業(NI事業)の事業承継を受けたIRI-Comが、既存のマネージメント・サービス・プロバイダー事業(MSP事業)も含めた3事業の連携強化により黒字を計上すること、事業立上げ段階にあったBBXも営業力の強化から黒字転換を果たすことなどを見込んでいるためであります。しかし、平成16年7月22日に公表しましたとおり、ファイバーテック株式会社との間で株式交換による完全子会社化の基本合意を行いましたが、株式交換が実現した場合に発生する連結調整勘定の償却費用を計上するため、当該償却費用が利益を押し下げる見込みです。
 他方、当社単体の業績につきましては、平成16年7月1日に会社分割により主力事業であるNI事業及びVAS事業をIRI-Comに事業移管し、当社単体の機能をIPに関する研究開発・新規事業開発、グループ戦略立案及び関係会社管理などに絞り込むため、売上高は平成16年6月期に比較して大幅に減少する見込みであります。ただし、政府や地方公共団体に係る案件は、受注条件等の関係から当社が直接取引を行いますので、一定の売上高が計上される見込みであります。利益につきましては、上述しましたとおり主要事業をIRI-Comに会社分割したこと、グループ本社としての機能を維持する必要があることから損失を計上する見込みであります。

以上

本件に関するお問合わせ

株式会社インターネット総合研究所
財務部:荒木・宮嶋  E-mail:press@iri.co.jp
TEL:03-5908-0711 FAX:03-5908-0719

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