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IRニュース

平成16年11月15日

各 位

会社名 株式会社インターネット総合研究所
代表者名 代表取締役 藤 原 洋
(コード 4741   東証マザーズ )
問い合わせ先 財務部 宮嶋 淳
(TEL. 03 - 5908 - 0711代)

IRIがジュリアーニ・パートナーズ/セイジ・キャピタル・グロースと資本業務提携
~投資先にIPに関するコア技術を提供するIPシナジーファイナンス事業を共同展開~ ~Giuliani/Sageへの転換社債型新株予約権付社債発行と
ファンドマネージメント会社の共同設立~

 株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役所長:藤原 洋)は、ジュリアーニ・パートナーズ/セイジ・キャピタル・グロース(両社ともに、本社:米国ニューヨーク州ニューヨーク市。以下Giuliani/Sage)の提携事業体に対する45億円の転換社債型新株予約権付社債を発行し、当社の成長に向けた機動的資金として活用してまいります。具体的にはGiuliani/Sageからの助言及び協力の下、外国企業の買収等海外展開を加速いたします。同時に、ファンドマネージメント会社を共同で設立し、"IPシナジーファイナンスTM"事業を展開致します。これは、パートナー企業群(主として上場企業)への戦略的投資と共にIRIグループの有する革新的なIPテクノロジー・ソリューションを提供し、投資先の経営刷新と企業価値向上を支援する事業です。
 当社はこれまで、当社グループのコアコンピタンスであるIP(インターネット・プロトコル)技術を、主として通信事業者とコンテンツ事業者に提供する、技術支援事業を行ってまいりました。しかしながら、最近では、ブロードバンドとモバイル・ネットワークの急速な発展によって、製造業など広範囲にわたる産業分野において、ユビキタスIPネットワーク技術の導入による事業構造の転換が要求されております。この新たな産業トレンドは、ブロードバンドとモバイル・ネットワークの普及が著しい日本をはじめとする先進アジア地域を起点とするグローバルトレンドとなることは、確実と考えられます。そこで、米国を中心にグローバルな戦略的投資に実績のあるGiuliani/Sageと連携することにより、機動的な投資体制を整え、当社の海外展開を推進します。


 前ニューヨーク市長であるルドルフ・ジュリアーニ氏が率いるジュリアーニ・パートナーズは、投資事業の対象となる国家、地域の産業発展を目的とした、成長分野へのコンサルティングと戦略的投資事業におけるリーディング・カンパニーであり、セイジ・キャピタル・グロースは戦略的なプライベート・エクイティ・ファンドを管理する大手投資会社です。Giuliani/Sageは従来から、米国や欧州を中心として様々な事業投資を行っております。
 当社は、Giuliani/Sageのこれらの強力なネットワークを活用して、先進的な技術を有する海外のIT企業をIRIグループ並びに当社投資企業へ繋げることによりさらなる技術力の強化と競争優位を維持します。


 尚、"IPシナジーファイナンスTM"事業の開始にあたり、当初100億円のファンドを設立いたしました。これにより100億円を基本としたファンド管理収入として年間2億円(平成17年6月期約1億円)が見込まれておりますが、連結決算上の影響は現在のところ精査中であり、業績修正の必要が生じた場合は速やかに公表を行います。


【GUILIANI/SAGEからのコメント】
 ジュリアーニ・パートナーズのマネージング・ディレクター ジェフ・ヘス氏は以下のようなコメントを述べています。
「GUILIANI/SAGEは今回のIRIとのファンド運営に関して大きな期待を持っています。また今回の共同プロジェクトはIRIに新たな収益をもたらし、多くの投資対象企業にそのサービスを提供していくことを期待しています」


【ジュリアーニ・パートナーズについて】
 ジュリアーニ・パートナーズは、前ニューヨーク市長であるルドルフ・W・ジュリアーニ氏と彼の8年間の任期中にニューヨーク市で共に勤務していた多数の幹部によって経営されるマネジメント・コンサルティング会社です。ジュリアーニ・パートナーズは60名を超える社員を擁し、クライアント企業の金融資産及び有形資産および知的財産、人材、ブランドを保護することによって当該企業の将来性を確保する支援を行っています。会長兼CEOのジュリアーニ氏とともに、同社は、革新的な財務マネジメント、企業戦略、リーダーシップ、危機管理の分野における豊富な経験とその専門性を発揮しています。

以上

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