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IRニュース

平成17年2月14日

各 位

株式会社インターネット総合研究所
代表取締役所長 藤原 洋
東京証券取引所 マザーズ4741

平成17年6月期中間期連結決算
営業利益・経常利益・当期純利益で黒字を達成

~グループ各社の収益改善努力により利益率が向上、
営業利益1億14百万円、経常利益1億41百万円、
当期純利益62百万円を計上~

 当社、株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役所長:藤原 洋)の平成17年6月期中間期(平成16年7月1日~平成16年12月31日)の決算をお知らせいたします。
 当期においては、引続きグループ内で整備を進めてきたバリューチェーンを基盤に、引続きIPネットワークソリューションサービスモデルへと発展・深化させるための活動を行ってまいりました。また、ビジネス環境の大きな変化に対応するべく、売上拡大よりも利益率重視の新経営方針の下、より一層の競争力向上、経営リソースの集中化・効率化を目的としてグループ再編を行ってまいりました。即ち、平成16年7月1日に当社のネットワーク・インテグレーション(NI)事業およびヴァーチャル・アクセス・サービス(VAS)事業を会社分割により子会社の株式会社IRIコミュニケーションズ(IRI-Com)へ承継、10月1日に子会社のIRI-Comと株式会社ブロードバンド・エクスチェンジ(BBX)を合併、同日に当社のユビキタス研究所を会社分割により子会社の株式会社IRIユビテック(IRIユビテック)に承継させました。
 新規事業開発では、医療分野への本格進出の第一弾として、平成16年10月1日に極細径内視鏡の開発・製造・販売を主力事業とするファイバーテック株式会社(ファイバーテック)を株式交換により完全子会社化し、第2四半期から連結いたしました。また、11月には、ジュリアーニ・パートナーズ/セイジ・キャピタル・グロースと共同でファンドマネージメント会社を設立し、IPシナジーファイナンス事業を新規に立ち上げました。
 子会社では、IPネットワーク事業においては、IRI-Comが従来から営んできたマネジメント・サービス・プロバイダー事業(MSP)事業に、当社から承継したNI事業及びVAS事業、BBXとの合併によるBEX事業を加えて総合的な情報通信サービス事業会社に脱皮いたしました。また、ブロードバンド対応のインターネット・データセンター事業を営む株式会社ブロードバンドタワーが、ヤフー株式会社を始めとする大口顧客を中心に獲得ラック数を順調に増加させ業績を大きく伸ばしており、第2拠点として天王洲サイトを開設いたしました。IPプラットフォーム事業においては、映像・画像センシング技術を強みに主要モジュールの設計・開発から製造を行うIRIユビテックが、大口売上先における製造終了時期に当たったために売上が減少したものの、センシング機器の開発案件の受注拡大やプロジェクト管理の徹底等により利益率を向上させております。

 この結果、当中間期の売上高は79億33百万円(前年同期比 82.4%)となりました。これは、採算性の低い案件の受注を抑制し、より利益率の高い案件に営業活動を注力したため等であります。プロジェクト管理の徹底による原価節減等に努めた結果、売上総利益率は24.9%と前期の9.2%と比べて大きく改善し、人員増加やVAS事業の買収、ファイバーテックの完全子会社化に伴う暖簾代の償却費用等の販売費及び一般管理費の増加を吸収し、営業利益1億14百万円(前年同期 営業損失2億57百万円)、経常利益1億41百万円(前年同期 経常損失3億98百万円)、当期純利益62百万円(前年同期 当期純損失176百万円)となり、営業利益・経常利益・当期純利益の3つの指標で黒字を達成いたしました。

以上

本件に関するお問合せ

株式会社インターネット総合研究所 財務部
TEL:03-5908-0711 FAX:03-5908-0719
E-mail:ir@iri.co.jp

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