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決算短信

平成15年5月13日

報道関係各位

株式会社インターネット総合研究所
(コード 4741 東証マザーズ)

平成15年6月期・決算見通しを修正
第3四半期に上場以来の連結営業黒字化達成

 当社、株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役所長:藤原 洋、以下IRI)の、平成15年6月期の第3四半期の決算、ならびに平成15年6月期の決算見通しの修正をお知らせいたします。
 当社は、従来の通信事業者向け技術支援事業に加えて、昨年9月の新体制の発足以来、エンタープライズ向けソリューションビジネスにおいてコストリダクションを実現するNI(ネットワークインテグレーション)を強化する等、ビジネスモデルを多様化して収益機会を創出してまいりました。また、IPネットワーク事業の中核である株式会社ブロードバンドタワーは順調に顧客ベースを拡大し当初の目論見より大幅に収益を拡大いたしました。IPプラットフォーム事業におけるタウ技研株式会社も、主要顧客である大手メーカの液晶関連ビジネスの拡大とともに、順調に受注を獲得しております。  この結果、本年度初めに見込んだ年間売上予想数値の85億円を今第3四半期経過時点において概ね達成し、今第3四半期(3ヶ月)におきましては上場以来初めて連結営業黒字を達成いたしました。
 しかしながら通期では、(1)従来のコンサルティングを中心とした技術支援モデルから顧客ニーズに幅広く対応するIPネットワークソリューションサービスモデルへの発展に伴い、相対的に利益率が低下したこと (2)エンタープライズという新規顧客層を開拓するため営業を中心に人員の増強を継続した結果、販売費及び一般管理費が増加したこと (3)関連会社である株式会社ブロードバンド・エクスチェンジ(BBX)が事業立上げ段階であるため、同社株式について持分法投資損失を計上したことが、経常損益に影響を与える見通しであります。
 以上より、本事業年度の連結売上高、連結経常利益ならびに連結当期純利益の見通しをそれぞれ、連結売上高 110億円、連結経常損失 10億63百万円、連結当期純損失 11億60百万円に修正いたします。
 なお、BBXにつきましては、平成15年4月18日付けにて当社の取締役2名(藤原洋、菊地頼)が、それぞれ代表取締役会長、代表取締役社長として就任し、当社の連結子会社となりました。今後は、当社グループ内の重要なブロードバンド通信サービス提供会社として当社グループのバリューチェーンの中に組込み、平成15年度中に単月黒字化を達成すべく事業活動に取り組んでまいります。なお、今回の子会社化に伴う今期連結業績への影響は軽微です。

 現在当社では、来期(平成16年6月期)に向けた新事業計画を策定中でありますが、上場以来の投資が先行する段階から、新たにグループの成長段階と位置づけ、積極的に事業展開していく所存です。

以上

本件に関するお問合せ

株式会社インターネット総合研究所
広報担当:山崎、宮嶋 E-mail:press@iri.co.jp
TEL:03-5908-0711 FAX:03-5908-0719

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