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決算短信

平成16年2月12日

各 位

株式会社インターネット総合研究所
代表取締役 藤原 洋
(コード 4741 東証マザーズ)

通期の黒字化へ向けて約2倍の増収と赤字幅大幅縮小を達成
~前年度中間期売上49億円から今年度中間期96億円へ大幅増収
四半期ベースの営業赤字が2億21百万円から36百万円へ大幅縮小~

 当社、株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役所長:藤原 洋、以下IRI)の平成16年6月期中間期の決算をお知らせいたします。  当社が従来から顧客としてきた通信業界においては、ブロードバンド・ビジネスをめぐって既存プレイヤーと新興プレイヤーの競争が激化しており、ブロードバンド化に伴って通信と放送の融合という流れも進む中、IP電話(VoIP)の事業展開、IPネットワーク運用、運用受託等の通信事業者のニーズも高まってきております。このような状況の下、積極的な営業活動を展開した結果、新興通信事業者から機器販売・コンサルティングを含めた大口のトータルソリューションの受注を獲得いたしました。  関係会社につきましては、IPネットワーク事業の中核企業である株式会社ブロードバンドタワー(BBTower)はブロードバンド対応のインターネット・データセンター事業を営んでおりますが、大規模ユーザに対するサービス提供を中心に着実の業績を伸ばし当上半期において黒字化を達成いたしました。また、IPプラットフォーム事業におけるタウ技研株式会社(TAU)も主要顧客である大手メーカーの液晶関連ビジネスの拡大と共に順調に業績を拡大しております。  この結果、当上半期の連結売上高は96億32百万円と前年同期と比較して約2倍の大幅な伸びを達成いたしましたが、当社の事業構造上、収益・利益の計上が下期に集中する傾向があること、売上が大幅に増加したものの相対的に利益率の低い機器販売ビジネスの比重が増加したこと、さらなる成長のためにエンタープライズマーケットへの展開を加速しており成果が発揮される途上にあること、当期より連結子会社化した株式会社ブロードバンド・エクスチェンジが事業立上げ段階にあることなどから連結営業損失となりました。しかしながら、第1四半期と比較して第2四半期における営業損失の金額は、2億21百万円から36百万円へ大幅に縮小いたしました。下期からは平成電電株式会社から買収したISP(インターネット・サービス・プロバイダ)向けダイヤルアップ接続事業の収益面での貢献も始まり、通期黒字化に向け積極的に事業展開を図ってまいります。  経常損益につきましては、上述いたしました平成電電からの事業買収資金および運転資金を調達するためにリーマン・ブラザーズ・コマーシャル・コーポレーション・アジア・リミテッドに対して当上半期において約28億円の第三者割当増資を実施いたしましたが、その新株発行費用が1億21百万円発生した結果、3億98百万円の経常損失となりました。

 以上の事業展開を踏まえ、通期の業績見通しは、連結売上高 175億円、連結営業利益 4億15百万円、連結経常利益 2億35百万円、連結当期純利益 3億35百万を予想しております。これらは、平成16年1月16日に公表いたしました通期業績予想の修正値と変更はございません。

以上

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社インターネット総合研究所
財務部 荒木・山崎
TEL:03-5908-0711 FAX:03-5908-0719
E-mail:press@iri.co.jp

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