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決算短信

平成16年8月27日

各 位

株式会社インターネット総合研究所
(コード 4741 東証マザーズ)

前期比64%の増収と通期の連結最終利益を計上
~売上は前期113億円から当期185億円へ増収、
18億円の連結最終利益を計上~

 当社、株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役所長:藤原 洋)の平成16年6月期の決算をお知らせいたします。
 当平成16年6月期は、当社が従来より顧客としてきた通信事業者のネットワーク設備投資ニーズが堅調であり、新興通信事業者や大手ISPからの大型案件を受注しました。また、積極的な顧客開拓を進めてきた一般事業会社や政府機関からは、従来のコスト削減や音声・データ統合を目的とした案件にとどまらず、IPネットワーク技術を活用し産業構造を活性化していく積極的なIT投資ニーズが顕在化してきており、大手家電メーカーや大手証券会社といった新規顧客からの大型案件の受注、次世代のネットワークの利用を目的とした公共案件の受注などを獲得いたしました。さらに、平成16年2月に平成電電株式会社から買収したISP向けダイヤルアップ接続事業についても、既存顧客に加えて積極的な営業活動による新規顧客獲得の結果、収益貢献が始まりました。
 子会社では、IPネットワーク事業においてはブロードバンド対応のインターネット・データセンター事業を営む株式会社ブロードバンドタワーが、ヤフー株式会社を始めとする大口顧客を中心に獲得ラック数を順調に増加させ、通期で黒字転換を果たし黒字幅を拡大中であります。IPプラットフォーム事業においては、映像・画像センシング技術をコアに家電メーカー等への「組み込み型ソリューション提供事業」を営むタウ技研株式会社(現 株式会社IRIユビテック)が、主要顧客である大手メーカーのデジタル家電需要の拡大と共に順調に業績を拡大しました。
 この結果、当期の連結売上高は185億25百万円と前年同期と比較して約64%の大幅な伸びを達成いたしました。また、当期は第3四半期(平成16年1月~3月の3ヶ月間)において上場後初めて、営業利益、経常利益並びに当期純利益を計上し、通期でも売上の拡大とともに営業黒字化を目指しておりましたが、本体での相対的に利益率の低い機器販売案件の増加、買収したISP向けダイヤルアップ接続事業に係る通期での営業権償却負担、子会社の株式会社IRIコミュニケーションズ及び株式会社ブロードバンド・エクスチェンジの赤字継続と決算期変更による15ヶ月決算の取込みなどの理由から、連結営業損益は3億98百万円の損失となりました。
 経常損益については、事業遂行資金や買収資金を調達するための第三者割当増資に伴い新株発行費が発生したため、6億円の損失となりました。しかしながら、平成16年3月9日にジャスダック市場に上場した関連会社の株式会社パソナテックの株式売却に係る売却益を計上したため、当期純利益は18億12百万円となりました。

以上

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社インターネット総合研究所
財務部
TEL:03-5908-0711
FAX:03-5908-0719 E-mail:press@iri.co.jp

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