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決算短信

平成16年11月10日

各 位

株式会社インターネット総合研究所
代表取締役所長 藤原 洋
(コード 4741 東証マザーズ)

平成17年6月期第1四半期決算、
営業利益・経常利益・当期純利益の3指標で黒字を達成
~グループ各社の収益改善努力により利益率が向上、
営業利益66百万円、経常利益1億6百万円、当期純利益48百万円を計上~

 当社、株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役所長:藤原 洋)の平成17年6月期 第1四半期(平成16年7月1日~平成16年9月30日)の決算をお知らせいたします。
 当期においては、引続きグループ内で整備を進めてきたバリューチェーンを基盤に、引続きIPネットワークソリューションサービスモデルへと発展・深化させるための活動を行ってまいりました。また、ビジネス環境の大きな変化に対応するべく、売上拡大よりも利益率重視の新経営方針の下、より一層の競争力向上、経営リソースの集中化・効率化を目的としてグループ再編を行ってまいりました。即ち、平成16年7月1日に当社のネットワーク・インテグレーション(NI)事業およびヴァーチャル・アクセス・サービス事業を会社分割により子会社の株式会社IRIコミュニケーションズ(IRI-Com)へ承継、10月1日に子会社のIRI-Comと株式会社ブロードバンド・エクスチェンジを合併、同日に当社のユビキタス研究所を会社分割により子会社の株式会社IRIユビテック(IRIユビテック)に承継させました。
 新規事業開発では、医療分野への本格進出の第一弾として、平成16年10月1日に極細径内視鏡の開発・製造・販売を主力事業とするファイバーテック株式会社を株式交換により完全子会社化しました。
 子会社では、IPネットワーク事業においては、IRI-Comが従来から営んできたマネジメント・サービス・プロバイダー事業(MSP)事業に、当社から承継したNI事業及びVAS事業を加えて総合的なネットワークサービスを提供することが可能となり、積極的な営業活動に努めた結果、顧客基盤は大幅に拡大しました。また、ブロードバンド対応のインターネット・データセンター事業を営む株式会社ブロードバンドタワーが、ヤフー株式会社を始めとする大口顧客を中心に獲得ラック数を順調に増加させ業績を大きく伸ばしており、さらには高付加価値サービスの提供に向けネットシネマ事業の他、様々な取り組みを進めております。IPプラットフォーム事業においては、映像・画像センシング技術をコアに家電メーカー等への「組み込み型ソリューション提供事業」を営むIRIユビテックが、センシング機器、監視カメラ等(主にATM機器関連)の開発案件の受注が拡大し、堅調に推移しております。

 この結果、当第1四半期の売上高は33億34百万円(前年同期比 86.1%)となりました。これは、採算性の低い案件の受注を抑制したためであり、各グループ会社の売上は計画線上で推移しております。
また、原価節減等による利益率の向上に努めた結果、売上総利益率は前年対比で大きく改善し、VAS事業買収に伴う営業権償却費用などの販売費及び一般管理費の増加を吸収し、営業利益は66百万円、経常利益は106百万円と第1四半期での黒字化を達成いたしました。さらに、事業上の関係強化を目的としてIRIユビテック株式を松下電工株式会社に売却したことよる売却益などを計上したため当期純利益は48百万円となり、営業利益・経常利益・当期純利益の3つの指標で黒字化を達成いたしました。

以上

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社インターネット総合研究所
財務部
TEL:03-5908-0711
FAX:03-5908-0719 E-mail:press@iri.co.jp

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