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決算短信

平成17年5月12日

各 位

株式会社インターネット総合研究所
代表取締役所長 藤原 洋
(コード 4741 東証マザーズ)

平成17年6月期第3四半期連結決算
営業利益・経常利益が大幅改善

~ グループ各社の業績拡大により利益率が向上
営業利益1億90百万円、経常利益3億25百万円、
当期純利益1億3百万円 ~

 当社、株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役所長:藤原 洋)の平成17年6月期 第3四半期(平成16年7月1日~平成17年3月31日)の連結決算をお知らせいたします。
 当期においては、ビジネス環境の大きな変化に対応するべく、売上拡大よりも利益率重視の新経営方針の下、より一層の競争力向上、経営リソースの集中化・効率化を目的としてグループ再編を行ってまいりした。即ち、平成16年7月に当社のネットワーク・インテグレーション(NI)事業及びヴァーチャル・アクセス・サービス事業を会社分割により子会社の株式会社IRIコミュニケーションズ(IRI-Com)へ移管、10月にIRI-Comと株式会社ブロードバンド・エクスチェンジ(BBX)が合併、同月に当社のユビキタス研究所を会社分割により子会社の株式会社IRIユビテック(IRIユビテック)に移管しました。
 新規事業開発では、医療分野への本格進出の第一弾として、平成16年10月に極細径内視鏡の開発・製造・販売を主力事業とするファイバーテック株式会社を株式交換により完全子会社化いたしました。また、11月には、ジュリアーニ・パートナーズ/セイジ・キャピタル・グロースと共同でファンドマネージメント会社を設立し、IPシナジーファイナンス事業を新規に立ち上げました。
 IPネットワーク事業においては、IRI-Comが従来から営んできたマネジメント・サービス・プロバイダー事業に、当社から承継したNI事業及びVAS事業、BBXとの合併によるBEX事業を加えて総合的なネットワークサービスを提供することが可能となり、営業活動を積極的に行いました。また、ブロードバンド対応のインターネット・データセンター事業を営む株式会社ブロードバンドタワーが、ヤフー株式会社を始めとする大口顧客を中心に獲得ラック数を順調に増加させ業績を大きく伸ばしており、第2拠点として天王洲サイトを開設いたしました。IPプラットフォーム事業においては、映像・画像センシング技術を強みに主要モジュールの設計・開発から製造を行うIRIユビテックが、大口売上先における製造終了時期に当たったために売上及び利益が減少したものの、センシング機器の開発案件の受注拡大やプロジェクト管理の徹底等により営業利益率を向上させております。

 以上から、当第3四半期の売上高は134億71百万円(前年同期比 94.6%)となりました。これは、低採算の案件受注を抑制し、より利益率の高い案件に営業活動を注力したこと等に因るものであります。プロジェクト管理の徹底による原価節減等を行ったことにより売上総利益率は前期の13.0%から23.1%に大きく改善し、人員増加やVAS事業の買収、ファイバーテックの完全子会社化に伴う暖簾代の償却費用等の販売費及び一般管理費の増加を吸収し、営業利益は1億90百万円(前年同期 比 1257.0%)、経常利益は3億25百万円(前年同期 経常損失 2億1百万円)、当期純利益1億3百万円(前年同期比 33.7%)となりました。

以上

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社インターネット総合研究所
財務部
TEL:03-5908-0711
FAX:03-5908-0719 E-mail:press@iri.co.jp

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