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決算短信

平成18年02月13日

各 位

株式会社インターネット総合研究所
代表取締役所長 藤原 洋
東京証券取引所 マザーズ4741

平成18年6月期中間連結決算、
売上高・営業利益・経常利益は前年対比で大幅増加
~売上高290億49百万円、営業利益10億53百万円、
経常利益7億81百万円、当期純利益62百万円~

平成18年6月期通期予想、子会社各社の業績好調により黒字幅拡大
~売上高540億円、営業利益19億円、経常利益18億円、当期純利益14億円~

 株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役所長:藤原 洋)の平成18年6月期中間期(平成17年7月1日~平成17年12月31日)の連結決算をお知らせいたします。
 当中間期においては、グループ各社の経営強化を図るとともに、今後インターネットの利用が急速に進むエンタープライズ(一般事業会社)市場に着目し、平成17年8月15日に株式会社アイ・エックス・アイ(以下、IXI)を公開買付によってグループ化し、新たに「IPエンタープライジング事業」を創設いたしました。
 IPネットワーク事業においては、グループ子会社の株式会社ブロードバンドタワー(以下、BBTower)のデータセンター事業、株式会社IRIコマース&テクノロジーのメディア事業、株式会社プロデュース・オン・デマンドのコンテンツ配信事業等が、それぞれ前年同期を上回る売上高を達成しました。IPプラットフォーム事業においては、株式会社IRIユビテックのモバイル・ユビキタス事業の、特に次世代無線ブロードバンド「WiMAX」の支援事業においてコンサル案件を受注し、前年同期比で大幅に売上を伸ばしました。また、前述のIPエンタープライジング事業においては、地理情報システム技術を核として情報系システムの企画・設計・開発事業を営むIXIが、営業体制の強化を行うと共に需要が旺盛な物流分野において好調に受注を獲得し大幅な売上増加となりました。
 以上の結果、当中間期の連結売上高は、既存事業の売上増加とIXIの子会社化による新規事業の追加により、290億49百万円(前年同期比 266.2%増加)となりました。営業利益は、前述の売上の大幅増加が、IXIの子会社化に伴う暖簾代償却費用やIRI Finance And Technology Asia投資関連費用等の販管費の増加を吸収し、連結営業利益で10億53百万円(同 819.8%増加)となりました。経常利益は、資金調達関連費用等の営業外費用の増加を吸収し、連結経常利益で7億81百万円(同 452.1%増加)となりました。
 当期純利益につきましては、株式会社IRIコミュニケーションズ(以下、IRI-Com)が取引先である平成電電株式会社(以下、平成電電)の民事再生手続開始の申立てに伴い、平成電電に対する売掛金等の貸倒損失、保有関連株式の評価損、保証債務引当等の処理を行いました。加えてIRI-Comはコア事業への集中の一環として、平成18年1月20日にVAS事業の譲渡を実施し営業権譲渡損を計上したことを併せて、総額約44億円を特別損失に計上いたしました。
 一方で、子会社事業再建にかかわる資金確保を目的とした子会社BBTowerの株式一部売却等の売却益36億円を特別利益に計上しました。以上の結果、連結当期利益は前年同期比で同水準の62百万円の黒字となりました。尚1月20日発表の予想当期利益との乖離につきましては、子会社におけるソフトウェア評価損等の計上、株式売却に伴う連結修正、法人税等調整額の処理を新たに行ったことによります。

 平成18年6月期の通期業績予想につきましては、引き続きグループ各社の業績が好調に推移しており、売上高540億円(平成17年6月期比 186.9%増加)、営業利益19億円(同318.0%増加)、経常利益18億円(同 243.6%増加)、当期純利益14億10百万円(同 142.7%増加)の見込みを継続します。
 尚、上記の通期業績予想は、子会社株式の売却益等の全てを織り込んではおりません。今後、業績予想に織り込むことが可能になった段階で通期業績予想を公表する予定でございます。

以上

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社インターネット総合研究所
所長室 広報・IR担当
TEL:03-5908-0711
FAX:03-5908-0719

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