平成12年11月27日
各 位
株式会社インターネット総合研究所
(コード 4741 東証マザーズ)
IRI、タウ技研が、米国映像ナビゲーション技術の最先端、
メディアサイト社の日本法人を設立
~ブロードバンド時代の映像ナビゲーション・システムを日本へ導入~
株式会社インターネット総合研究所(代表取締役:藤原 洋、本社:東京都中央区)は、メディアサイト社(CEO:Vinay Mehra 本社:米国ペンシルベニア州)、タウ技研株式会社(代表取締役:山田 晃司、本社:東京都豊島区)などと合弁で、デジタル動画像のデータベース構築に不可欠な映像の保管・管理・検索エンジンに関するトータルソリューションを提供する新会社、メディアサイト株式会社(MediaSite K.K.)の設立に合意しました。
新会社の設立は、平成12年12月初旬の予定です。
今日のインターネット利用者の急増とデジタル放送などブロードバンドネットワークの整備に伴い、電子商取引、映像配信、ソフトウェア流通など、インターネットを利用した様々なアプリケーション・サービスが、急拡大しています。中でも、来たるべきブロードバンド時代に向けて、デジタル映像関連のアプリケーション・サービス市場には大きな期待が寄せられています。
新会社では、米国や欧州において放送・映像制作・エレクトロニクス企業・広告業界などの分野への導入が急速に拡大している、米国メディアサイト社の「映像ナビゲーション・システム」を日本で展開します。これは、米国カーネギーメロン大学の研究開発成果を用い、映像の日本語音声認識によるインデキシング(目次付け)化やインターネット上での映像検索・配信を行うシステムです。動画像の画面全体のパターンや出演者の顔パターン認識による検索、クローズド・キャプションの文字認識機能を用いることにより、目的の画像データを即座に検索することが出来る画期的なものです。
インターネット総合研究所では、本技術を、ブロードバンドコンテンツ検索が容易な映像ナビゲーションを実現するための重要な要素技術としてとらえ、データセンターに続く新基幹事業であるブロードバンド関連事業の一環として位置付けています。 尚、日本語化及び日本語エンジンの組込みなど、国内市場向けの製品開発は、データベース関連技術を誇るタウ技研が担い、放送局などブロードバンドコンテンツ関連企業に向けて新たなソリューションを提供してまいります。
初年度の年間売上は1億円、5年後に100億円を見込みます。
※新会社の概要等は別紙のとおりです。
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【出資会社概要】
◆ Media Site Inc.
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◆タウ技研株式会社
新日本製鉄(株)関連子会社。データベース関連技術のスペシャリスト集団であり、ASICやプロジェクターなど表示装置のハードウェア設計・開発も手掛ける。米メディアサイト社製品の日本語化及び日本語エンジンの組込みを担当。
URL http://www.tau.co.jp/
本件に関するお問合せ
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