平成13年6月12日
各 位
株式会社 インターネット総合研究所
(コード 4741 東証マザーズ)
株式会社インターネットシーアンドオーの過半数株式を取得(子会社化)
~ 高収益のブロードバンド通信事業者向け運用保守事業を強化 ~
株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都中央区、代表取締役所長:藤原 洋、以下IRI)は、MSP事業を展開する株式会社インターネットシーアンドオー(本社:東京都港区、代表取締役社長:荻野 司、以下ICO)の第三者割当増資を引き受けることにつき、ICOと基本合意致しました。これにより、同社は、IRIの連結対象子会社となります。
記
1.株式取得の理由
急速に広がる各種ブロードバンドサービスと共に、ブロードバンド・インターネット・インフラの24時間監視運用体制のニーズが高まっています。当社では、ブロードバンド・インターネット・インフラの構築・運用をコア事業と位置付け、IX(インターネット・エクスチェンジ)、iDC(インターネット・データセンター)、BBX(ブロードバンド・エクスチェンジ)等を展開しておりますが、これらの事業においても、ネットワークシステムの監視・運用の強化は重要な位置付けにあります。
このような背景の中、ネットワーク監視・運用に特化したICOとの更なる連携強化を図り、グループ内シナジー効果をあげていくために、過半数の株式取得の合意に至りました。
ICOは、高度な専門的知識や技能を持ったスペシャリストや、情報通信分野の有資格者及び厳しく教育された技術スタッフを有し、24時間365日の体制でネットワークシステムの監視・運用サービスを提供しています。
また、当事業は、設備投資が小額で収益性が高いことから2001年3月期決算において既に黒字化しており、着実に業績を伸ばしております。
ICOでは、今回の増資により、IRIとの技術的連携を強化し、大規模ネットワークの監視・運用体制を構築、キャリア系バックボーンに対応する監視・運用サービス、大規模エンタープライズネットワークの監視・運用サービスを展開してまいります。
同時に、要員を大幅に拡大し、大手iDC内への第二監視センターの建設を通じて全国規模の集中監視体制を整備します。また、出資会社であり、かつ全国保守網を有する日本電話施設株式会社、日本コムシス株式会社との連携を深め、IT監視・運用・保守サイトを全国的に構築、サービスを展開していく予定です。
尚、ICOの業績は、連結子会社として平成14年6月期より反映されます。
2.異動する子会社(株式会社インターネットシーアンドオー)の概要
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3.取得株式数、取得金額および取得前後の所有株式の状況
(1)異動前の所有株式数 | 600株(所有割合 25.5%) |
(2)取得株式数 | 1,650株(取得価額 8,250万円) |
(3)異動後の所有株式数 | 2,250株(所有割合 56.25%) |
4.日程
平成13年6月12日 取締役会決議平成13年6月末目処 株券引渡し期日
本件に関するお問合せ
株式会社インターネット総合研究所
経営戦略室 広報 神田裕代
TEL:03-3548-6149
FAX:03-3548-6162
e-mail: press@iri.co.jp