株式会社インターネット総合研究所

平成14年4月1日

各　位

株式会社 インターネット総合研究所
（コード　４７４１　東証マザーズ）

ブロードバンドコンテンツ発信拠点
『ブロードバンドタワー (BBTower)』が始動

～　IRI技術の集約拠点として、ブロードバンド時代のiDC事業を展開　～

　 株式会社インターネット総合研究所（本社：東京都新宿区、代表取締役所長：藤原 洋、以下IRI）は、インターネットデータセンター（iDC）事業を展開するグローバルセンター・ジャパン株式会社（以下GCTR）の過半数株式を平成14年3月末をもって取得いたしました。これに伴い、4月1日より、旧社名グローバルセンター・ジャパンを「株式会社ブロードバンドタワー」（以下BBTower）に改め、ブロードバンド時代のiDCとして新たな経営体制にて活動を開始いたします。

ブロードバンドコンテンツ発信拠点『BBTower』は、ブロードバンド時代のiDC
　 BBTower は、ナローバンド時代のiDC事業から、ブロードバンド対応のコンテンツ発信拠点事業へと事業構造を転換いたします。新しいコンセプトのコンテンツ発信拠点として、これまでのiDCサービスに加え、各種ブロードバンド事業者との連携によってブロードバンドコンテンツを快適に利用できる環境を提供してまいりす。また、ブロードバンドビジネスを展開する企業やコンテンツ事業者、ネットワーク事業者に対してのビジネスコンサルを始め、コンテンツ配信プラットフォームの提供や、ブロードバンドネットワークの利用相談まで、パートナー企業との連携によって『ブロードバンド』にフォーカスした幅広いサービスを取り揃えてまいります。

『BBTower』で展開するIRIグループ力
　 BBTowerの前身であるGCTRは、1995年に米国で生まれたiDCの元祖グローバルセンターの日本法人として展開してまいりました。また、その技術面においてはIRIが全面的に担い、安定した運用と高い技術力において信頼を得ております。

　 一方、IRIは設立以来、インフラ～コンテンツ～端末などを一企業が提供する垂直統合とは対極的に、多くのキャリアやプロバイダーやiDC、コンテンツ、機器ベンダーの方々と共同事業を展開する「水平統合モデル」により、インターネットの発展を推進してまいりました。主な事業としては、主要ISP間を相互接続するJPIX（※1）を始め、主要iDC間を相互接続するBBX（※2）、IPネットワークの運用・監視を行うIC&O（※3）、ブロードバンドコンテンツの配信支援を行うPoD（※4）、ブロードバンド情報ポータルサイトを運営するIRI-CT（※5）などを展開しております。

　 この度IRIグループとして新しく生まれ変わったBBTowerは、これらIRI技術の集約拠点として、また、米国生まれのiDCの伝統を重視しつつ、多くのパートナー企業との連携を図ることにより、現在のIT業界に必要とされている技術革新とリアルビジネスとしての成長を実現してまいります。

　 なお、BBTowerの代表取締役社長に大和田廣樹が、代表取締役会長として藤原洋が就任し、経営にあたってまいります。

　 また、BBTowerは、平成14年末～平成15年初にかけて月次ベース営業黒字転換を見込んでおり、IRIの決算上は、平成14年6月期第3四半期より子会社として連結対象となります。

　 BBTowerの会社概要は、以下のとおりです。

株式会社ブロードバンド・タワーの概要

以上