株式会社インターネット総合研究所

平成15年6月16日

報道関係者各位

株式会社インターネット総合研究所
株式会社ブロードバンドタワー
株式会社スペースアウト

インターネット総合研究所とブロードバンドタワー、
携帯コンテンツビジネスを強化
スペースアウトとコンテンツサービス事業で業務提携

　 株式会社インターネット総合研究所（本社：東京都新宿区西新宿、代表取締役所長：藤原　洋、以下IRI）とその子会社の株式会社ブロードバンドタワー（本社：東京都新宿区西新宿、代表取締役社長：大和田廣樹、以下BBTower）は、株式会社スペースアウト（本社：東京都武蔵野市西久保、代表取締役社長：高見富夫、以下スペースアウト）と、ゲーム、音楽などのエンターテインメントを中心とするコンテンツ・サービス事業で業務提携いたしました。

　第一弾として、スペースアウトが株式会社講談社と提供するコミックキャラクター・ゲームサイト「コミゲーｉ講談社」を今月16日よりスタートするにあたり、ＩＲＩとブロードバンドタワーが、サーバー設備、ネットワーク環境および月額課金会員向けデータベースの設計、開発を行い、iDC（インターネット・データセンター）サービス及びＡＳＰサービスを提供いたします。

【背　景】
　 高機能化、３Ｇ対応が進む携帯電話の利用者向けに、ゲーム、音楽などのエンターテインメントを中心とするコンテンツ・サービス市場が急拡大しております。一方、インターネットビジネスの拡大とブロードバンドがもたらすコンテンツの大容量化は、iDCに対するモバイルとブロードバンドに適合したサービス提供ニーズを飛躍的に増大させており、より高付加価値かつ効率的なソリューションが求められています。

　 スペースアウトは、ゲームなどのエンターテインメント系を中心とするコンテンツ・サービスの企画、制作及びマーケティングに専門特化しております。特に、ゲームなどのコンテンツ・サービス事業の競争激化に対応して、ブランド力のあるコンテンツ・ホルダーと密に連携し、より密度の高いサービスを実現することで目の肥えてきた消費者からも高い評価をいただいております。

　 BBTowerは、ＩＲＩグループにおいて、モバイルとブロードバンド時代のキラーコンテンツの発信拠点として位置づけられる中核企業であり、高度なＩＴ技術の要求に応じ得る設備とインターネット分野での先駆的なエンジニア集団としての技術サポート力を有しております。日本最大のポータルサイトをはじめとする数々の大規模なユーザーのiDCサービスを手がけ、その安定した運用・技術力においてお客様から信頼を得てまいりました。

　 一層競争激化する携帯電話コンテンツビジネスの分野において、ＩＲＩ、BBTower、スペースアウトの３社は、それぞれの強みを生かすことにより新しいクオリティのコンテンツ・サービス事業を共同で推進し、コンテンツビジネスの領域において新しいポジションの獲得を目指すことといたしました。

　 スペースアウトは、既に、講談社をはじめとする数社の有力コンテンツ・ホルダー企業と共同事業契約を取り交わしており、まず１,７５０万人いるドコモのｉアプリ利用者向けに、６月、７月、８月に、順次新規サービスを立ち上げる計画です。

【業務提携のあらまし】
　 スペースアウトは、コンテンツの企画及び製作、コンテンツ・サービスの運営・広告及び宣伝、顧客満足の維持向上を図るサービスの企画及び実施、カスタマーサポートを担当いたします。

　IRIとBBTowerは、配信システムの企画及び開発・運用、ネットワークシステムの環境提供及び運用、モバイルEC業務・新規コミュニケーションサービス等、顧客満足を損なわないためのサービス・レベルの維持・向上を担当いたします。

　 今後３社は、複数のコンテンツ・サービスを多重に展開してゆくことを通じて、システム効率の向上を図り、相互の専門的ノウハウ、リソース、アイデアを融合することによって、競争力の増大とマーケットの拡大を図ってまいります。また、お客様のニーズに対応し、お客様に新しい価値を提供することを目指してゆきます。