平成15年6月30日
報道関係者各位
IPv6センサネットワーキングコンソーシアム事務局
ユビキタス社会の実現に向けた
IPv6センサネットワーキングコンソーシアムの設立について
http://www.ipv6sensor.net/
~産学共同・広範囲な異業種企業によるユビキタス市場の早期具現化を目指して~
この度、IPv6普及・高度化推進協議会の後援のもと、ユビキタス社会の実現に向けた市場の早期具現化を促進するため、下記の8社から発起人が出て、「IPv6センサネットワーキングコンソーシアム」を設立することが決定しました。
今後、多様な企業に、本コンソーシアムへの参画を積極的に呼び掛けてまいります。
■ 設立の背景
総務省ユビキタスネットワーク技術の将来展望に関する調査研究会の2002年度報告によれば、"ユビキタス社会"の市場規模は、2005年で30兆円、2010年で84兆円が見込まれており、大学や企業等の研究機関においても、その基幹となる技術が急激に発展を遂げています。しかしながら、その実践、具体的応用事例・アプリケーションの面では、本格的なビジネス展開にまで至っていないのが現状です。
本コンソーシアムは、慶応義塾大学環境情報学部教授でIPv6普及・高度化推進協議会会長の村井純氏をオブザーバーに迎え、学術機関と広範囲な異業種企業の横断的な連携により、具体的な応用事例・アプリケーションの実践を活発に推進することを通して、ユビキタス社会を早期に実現することを目指して運営します。
主な目的は、ビル・工場・家庭・地域社会それぞれの分野において、ノンPC系の 各種電気設備機器やセンサを、組込み型ソフトウェアベースでネットワーク化し、IPv6をはじめとする先進インターネット技術を活用して相互接続させ、ユビキタス社会の基盤となるオープンなインフラストラクチャーの構築を強力に推進、IPv6の普及に貢献することです。
■ IPv6センサネットワーキングコンソーシアム設立発起人
・株式会社インターネット総合研究所 代表取締役所長 藤原 洋
・NTTコミュニケーションズ株式会社 取締役 中川 雅行
・株式会社日建設計 常務執行役員 東京副代表 牧村 功
・日本電気株式会社 執行役員ブロードバンドソリューション事業本部長
瀧澤 三郎
・株式会社日立製作所 情報通信グループIPネットワーク事業部長
和田 宏行
・富士通株式会社 経営執行役 野副 州旦
・松下電器産業株式会社 常務取締役 櫛木 好明
・松下電工株式会社 取締役 野村 淳二 【50音順】
■ 後援
IPv6普及・高度化推進協議会
■ オブザーバー
慶応義塾大学環境情報学部教授 村井 純氏
(IPv6普及・高度化推進協議会会長)
■ IPv6センサネットワーキングコンソーシアムの運営方法
月例会を開催し、学術機関の識者を招いた講演、各社の事例発表などを
実施予定
■ IPv6センサネットワーキングコンソーシアムURL
http://www.ipv6sensor.net/
■ 今後の予定
- コンソーシアム設立
- :2003年7月
(7/2~4のNetWorld+Interop2003会場にて参加メンバーの募集開始) - コンソーシアム活動開始
- :2003年8月
■ この件に関する報道関係からの問合わせ先
松下電工株式会社 広報部 服部、小川TEL : 03-6218-1166
E-mail : ogawa@pop.mew.co.jp
■ この件に関する一般からの問合わせ先
IPv6センサネットワーキングコンソーシアム事務局
(株式会社インターネット総合研究所ユビキタス研究所内)
E-mail : v6sens-sec@hq.iri.co.jp
以上