株式会社インターネット総合研究所

平成15年10月30日

各　位

株式会社 インターネット総合研究所
（コード　４７４１　東証マザーズ）

JPIX提供の１０GbEポートサービスをBBTowerが導入、第一号ユーザーに

　　株式会社インターネット総合研究所（代表取締役所長：藤原洋、本社：東京都新宿区）の子会社である株式会社ブロードバンドタワー（本社：東京都中央区、代表取締役社長：大和田　廣樹、以下BBTower）は、日本インターネットエクスチェンジ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：沖松　哲夫、以下JPIX）が提供する10 Gigabit Ethernet(10GbE)ポートサービスを導入いたしました。これによりBBTowerは、JPIXの10GbEポートサービスの第一号ユーザーとなります。

　 本格的なブロードバンド化により1Gbpsを超えるトラフィックを抱える企業が増え、高速かつ信頼性の高いネットワーク環境が求められる中、BBTowerは、ブロードバンド時代のコンテンツ配信拠点として、特に高頻度アクセス・大容量コンテンツを有する顧客に最適なサービスを提供してまいりました。今後さらに加速度的なトラフィック需要が見込まれるため、日本におけるインターネットの心臓部として重要な役割を担う日本最大級の商用IXであるJPIXとの接続において10GbEポートサービスの採用に踏み切りました。これにより、BBTowerのJPIXへの接続帯域は11Gbpsとなり、対外接続の総帯域は約20Gbpsとなります。

　より広帯域を要求する現在の傾向に対していち早く対応するために、BBTowerは既にコアネットワークへの10GbE導入を完了しています。また、今回のJPIX 10GbEポートサービスの採用によって、対外接続にいたる一連のネットワーク環境の10 GbE化が実現しました。本格化する10Gbps時代に十分対応するネットワーク環境をいち早く構築したことにより、大容量コンテンツを有する顧客へより良いサービスの提供が可能となりました。同時に、BBTowerとしても中長期的なコスト削減を図ることが可能となります。今後もギガビットをはるかに超えるトラフィックに柔軟に対応する設備増強およびサービスの拡充を図ってまいります。

【日本インターネットエクスチェンジ株式会社について】

　JPIXは、インターネットサービスプロバイダー（ISP）同士が相互にトラフィックを交換できる環境を中立的な立場で提供することを目的として、平成９年７月に設立されました。現在、国内外の主要ISPなど100社を超えるお客様にご利用いただき、その交換トラフィック量は最大値約30Gbpsと、日本のインターネットの心臓部として重要な役割を担っております。
( URL:http://www.jpix.co.jp )

【株式会社ブロードバンドタワーについて】

　ブロードバンドタワー（BBTower）は、平成7年（1995）にインターネットデータセンターの元祖として設立された米国グローバルセンターの日本法人として、平成12年（2000）2月9日、旧グローバルセンター・ジャパン株式会社として設立されました。平成14年（2002）4月に株式会社ブロードバンドタワーと社名変更し、親会社である株式会社インターネット総合研究所（IRI）の技術の集約拠点として、その安定した運用・技術力においてお客様から信頼を得てまいりました。現在では、ブロードバンドバンドコンテンツの配信センターとして、お客様へより快適なインターネット環境を提供しております。
( URL:http://www.bbtower.co.jp )
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