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プレスリリース

平成16年2月4日

各 位

株式会社インターネット総合研究所
代表取締役 藤原 洋
(4741 東京証券取引所 マザーズ)

通信・放送機構(TAO)からの受託研究『歩行者ネット天国』の
実証実験を2月9日より大阪なんばパークスにて開始
~IPv6、RFIDによるユビキタスネットワークの実用化へ向けて~

 株式会社インターネット総合研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役:藤原 洋)は、総務省の認可法人である通信・放送機構(TAO)より「IPv6を利用した本格的なユビキタス環境と、プロバイダの制約のないネットワークを提供し、IPv6情報家電の普及に必要な基盤技術に関する研究開発」の委託を受け、そのインフラ環境を『歩行者ネット天国』と名付け、当社ユビキタス研究所とネットワーク事業部 公共チームが中心となって研究開発を重ねてまいりました。このたび、南海電気鉄道株式会社の協力を得て2004年2月9日より22日までの間、大阪球場跡地「なんばパークス」にて『歩行者ネット天国』の実証実験を行うこととなりました。


 『歩行者ネット天国』の目指すIPv6環境とは、主に
 ・ プロバイダーフリーでありながら、端末認証まで行う認証方式
 ・ IP携帯端末を移動しながら利用できる、エリア内のローミングシステム
 ・ インフラ課金ではなく、コンテンツ課金によるビジネスモデル
といった特長を有しており、IPv6とRFID(無線ICタグ)によるユビキタスネットワーク環境の実用化に向けた実験となります。具体的には、前述したような特長をもつインフラ上で、RFIDタグを用いた「買い物カゴ無しショッピングシステム」や、無線電界強度から位置を割り出して歩行者をナビゲーションしたり利用者個別に特定コンテンツを表示させたりする「疑似GPS連動システム」などのアプリケーションを乗せて実験を行います。



 実験開始に先立ち、2月5日に大阪市中央公会堂にて、大阪市および(財)大阪市都市工学情報センターが主催する「ユビキタスシティおおさかシンポジウム」が開催されます。宮原秀夫氏(大阪大学総長)による基調講演「ユビキタスネットワーク社会の将来展望」や当社代表取締役所長 藤原洋や下條真司 大阪大学教授らが参加する「ユビキタス@おおさかが拓くまち・暮らし・ビジネス」をテーマとするパネルディスカッションが行われる他、本実証実験のパネル展示や紹介が行われます。
 また、2月20日には、なんばパークス2階特設ステージにおいて『歩行者ネット天国』に関するプレス発表を行い、報道関係者を対象に本実証実験を体験できる場を提供する予定です。当社は、本実証実験の成果をもとにIPv6とRFIDをコアにしたユビキタス関連技術の事業化を行ってまいります。

以上

本件に関するお問合わせ

<株式会社インターネット総合研究所>
財務部:荒木・山崎 E-mail:press@iri.co.jp
TEL:03-5908-0711 FAX:03-5908-0719

なんばパークスでのプレス発表に関するお問い合わせ

NPOブロードバンドアジア事務局
TEL:06-6213-2444
E-mail:info@npo-bba.org

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