平成17年7月26日
各 位
会社名 株式会社YOZAN
代表者名 代表取締役社長CEO 高 取 直
(コード 6830 JASDAQ)
問合わせ先 取締役COO 中 村 勉
(TEL. 03 - 4386 - 2225代)
会社名 株式会社インターネット総合研究所
代表者名 代表取締役 藤 原 洋
(コード 4741 東証マザーズ)
問合わせ先 取締役コーポレートガバナンス担当
中 川 美恵子
(TEL. 03 - 5908 - 0711代)
会社名 株式会社IRIユビテック
代表者名 代表取締役 荻 野 司
(コード 6662 大証HC スタンダード)
問合わせ先 取締役管理本部長 明 石 直人
(TEL. 03 - 3344 - 7511代)
YOZAN,IRIグループ間における業務・資本提携のお知らせ
株式会社YOZAN (本社: 東京都豊島区、代表取締役社長 CEO:高取 直、以下「YOZAN」)、 株式会社インターネット総合研究所 (本社: 東京都新宿区、 代表取締役: 藤原 洋、以下「IRI」)、株式会社IRIユビテック(本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 荻野 司、以下「ユビテック」)は、WiMAX(「WiMAX」ワイヤレスブロードバンド世界標準規格IEEE802.16シリーズをいう。)事業の共同推進を中心とした業務・資本提携について、本日、合意いたしましたので、以下の通りお知らせいたします。
記
1.業務提携について
(1)提携の趣旨
WiMAXは、ポスト3GモバイルのMAN(広域網)として、また無線LAN(構内網)Wi-Fiと親和性の高さからワイヤレスブロードバンド時代の本命の技術になると見られております。
このような背景から、YOZANが進めているWiMAX通信サービス事業においてYOZANとIRIグループが業務提携を行い、IRIグループの持つ「日本初の商用IX(注1)であるJPIX(注2)の企画・設立・運用を通じて獲得したISP(注3)に対する中立的な立場」「インターネット業界における確固とした技術力と影響力」および「組込み技術におけるノウハウ」を提供していくことで、質の高いサービス提供を目指してまいります。(注1)IX | インターネットエクスチェンジの略。複数のISPが接続し、相互にトラフィック交換をする拠点 |
(注2)JPIX | 日本インターネットエクスチェンジ株式会社、KDDI、IRIなど14社の合弁会社でIRIグループが運用を担当。 |
(注3)ISP | インターネット・サービス・プロバイダー(Nifty、Biglobe、So-netなどが代表的) |
(2)業務提携の内容
YOZANはWiMAXの商用サービス開始に向けたインフラの整備を行ってまいります。IRIグループはWiMAXの商用サービス実現に向け、ネットワーク設計・構築・運用における技術的側面、ブロードバンドコンテンツ配信におけるコンテンツ流通機構の整備、インターネット業界における影響力を駆使した顧客拡大策などにおいて、ユビテックを中心とするIRIグループをあげて協力を行ってまいります。
(3)今後の日程
本日付(平成17年7月26日)で3社間において業務・資本提携契約を締結致します。また、個別の業
務委託等の契約につきましては今後随時締結をしていく予定です。
2.資本提携の方法
(1)提携の目的
1.における業務提携をより協力的かつ円滑に推進するため資本提携を行うものであります。
(2)資本提携の方法
[1] | YOZANがユビテックの発行済株式総数の1.31%に相当する普通株式を保有いたします。 本件につきましては、IRIが保有するユビテック株式を平成17年7月29日に、YOZANへ譲渡する予定です。尚、本件譲渡につきましては、IRIは日興シティグループ証券株式会社よりロックアップ解除の承認を受けております。 また譲渡後IRIが保有するユビテック株式につきましては、IRIが日興シティグループ証券株式会社に対して約束をしておりましたロックアップが継続されます。 また、YOZANはIRIから譲渡されるユビテック株式につきましては、IRIの約束しておりますロックアップの有効期間内には売却しないことを日興シティグループ証券株式会社に対して約束しております。 |
[2] | IRIがYOZANの発行済株式総数の1.52%に相当する普通株式を保有いたします。
本件につきましては、Sandringham Fund SPC Ltd.より平成17年7月29日に、YOZAN株式を譲受する予定です。また、IRIは本件株式について、前記[1]のロックアップの有効期間内と同一期間内には売却しないことをYOZANに対して約束しております。 |
(3)譲渡価格の決定方法
本件譲渡の関わる取締役会決議日の前週最終営業日までの1ヶ月間(平成17年6月23日から平成17年7月22日まで)の各証券取引所が公表した普通株式普通取引の最終価格平均値から少数点以下は切上げと致しました。その結果、YOZAN株式につきましては1株あたり譲渡株価が、31,965円、ユビテック株式につきましては1株あたり譲渡株価が2,200,000円となりました。
3.各社の会社概要
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4.譲渡前及び譲渡後の所有株式数(所有議決権数)及び所有割合
YOZANが保有するユビテックの株式数(議決権数)の推移
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IRIが保有するユビテックの株式数(議決権数)の推移
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IRIが保有するYOZANの株式数(議決権数)の推移
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5.各社今後の業績の見通し
YOZAN
今回の業務・資本提携が業績に与える影響は現在精査中です。
判明次第速やかに開示致します。
IRI
今回の資本提携における株式譲渡により、477百万円を特別利益に計上致します。
ユビテック
今回の業務・資本提携が業績に与える影響は現在精査中です。
判明次第速やかに開示致します。
以 上